dstt 送料無料※はじめに
本記事において、女性器を意味する俗語を多用致しております。言葉を伏せて執筆をすることも考えましたが、取材をさせて頂いた方を尊重し、かつそのご意見に賛同し、あえて、伏せることなく、直接的に表現致しております。その旨、ご理解頂きたく、ここにお願い申し上げます。


「まんこ」。女性器の外陰部を意味する言葉である。
wikipediaによると、その語源は、
?体の中心を意味する真処（まこ）?「産む子」、「メノコ（女子）」の転?徳川家康の側室?お万の方の女性器が素晴らしかったという話からなど、諸説ある。
だんべ、べっちょ、めんちょ、おそそ、ちょんべ。すべて「まんこ」の方言である。
放送禁止用語であり、公でその言葉を発しようものなら、周囲から完全に白い目で見られ、自身の存在を脅かすほどの言葉、「まんこ」。
そんな危険極まりない「まんこ」であるが、自分の「まんこ」を作品にしてしまった人がいる。





漫画家兼アーティストのろくでなし子さんである。
「自分のまんこを作品に？どういうこと！？」そう、この世には自分の想像を超えるものが存在するのだ。
ろくでなし子さんの「まんこ」。それが、これだ！





約１年前、「まんこ」のビラビラが大変気になり、整形手術をすることで、そのビラビラが除去できることを知ったろくでなし子さん。
すぐに手術を行い、局所麻酔にも耐え、無事「ノンビラビラ」に。
「痛みに耐えてよく頑張った！」と誰かが言ったかどうかは知らないが、悶絶するほどの痛さであったようである。
そんな、「ノンビラビラなアフターまんこ」を、型に取ってみようと思ったのが、この伝説の始まりである。
何をもって、そう思ったのかは、謎ではあるが、取ろうと思ったものは仕方がない。人間には、抑えることの出来ない衝動というのがあるのだ。
歯医者で歯の型をとるときのピンク色の柔らかいアレを、刺身のパックに流し、直接「まんこ」に当て、型を取る。刺身のパックは、正方形より、長方形のほうが良いらしい。
「似るを友」と言うが、ご友人も型を取ったようである。
ご友人の 「ビラビラありまんこ」と、自身の「ノンビラビラまんこ」を比べると、「自分のまんこには個性がない…」と感じてしまったよう。
ビラビラは個性なのである。

そんなことから、作品作りが加速する。無個性なら、デコってしまえ！ということで、「まんこ」のデコ具合は徐々に加速。
「デコまん」、「ジオラまん」という、唯一無二な作品を作り出してしまった。






















今年6月に米国シアトルで開催された、「2012 Seattle Erotic Art Festival」に出品し、拍手喝采を受け、凱旋帰国。
そしてこの度、銀座のバー『Vanilla Mania』にて、『シアトルから帰ってきたデコまん展～海を渡ったわたしのまんこ～』を、8月27日（月）～9月15日（土）の期間で開催している。
詳しくは、こちらから。
個展のお知らせ
俗語として、社会で発言することを憚られる「まんこ」であるが、彼女曰く、「まんこにも、まん権を！」とのことであり、広く、「まんこ」が認められるために、今後も活動していくようだ。
そんな「デコまん（アート実物）」を、年内に、ヴィレッジヴァンガードで販売をする予定である。発売時期は12月を予定している。
ぜひ、ろくでなし子さんの「デコまん」を楽しんで頂きたい。




　　　『デコまん - アソコ整形漫画家が奇妙なアートを作った理由』 / ろくでなし子 著








ds r4dsi1.4.4ｊ