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trueblue ![]() 『ロック?ギタリスト伝説』 むにむにぱんだがそのバンドに出会ったのは、高校生のときでした。 友人に誘われた音楽フェスでそのバンドを初めて知り、 初めて聴いたにも関わらず、何故か懐かしいような気持ちになりました。 CDを買い、毎日のようにリピートし、 彼らのワンマンライブに初めて参加することに! 忘れもしません。 9月、渋谷で行われたライブがわたしにとっての本当の始まりでした。生で響く音に飲まれ、涙が溢れました。 「超カッコイイ…!こいつら最高!」それしか頭に浮かばず、興奮しながら帰りました。 それからというもの、わたしは彼らのライブに行きまくり、 騒いで、笑いまくりました。 一生このバンドを愛する!そう心に誓いました。 そんな彼らに、転機が訪れました。ドラムの方が、脱退されたのです。 仲違いをしたわけではないようで、 新たな道を歩む彼を送り出すバンドメンバーに、 わたしも同じようにその事を受け入れました。 その後、サポートドラマーとしてドラムを叩いていた方が 新しく加入し、生まれ変わったかのように思えました。 わたしがバンドSに違和感と言うか、 ぼんやりした不安のようなモノを感じたのは、その頃でした。 変わらずバンドは走り続け、 落ち着いたかのように見えたのは、ライブだけでした。 「解散」 そんな文字を目にしたのは、何気なく公式サイトを開いたときでした。 その二文字を見た瞬間、わたしは悲しいとか、 淋しいという感情よりも先に、「やっぱり」と納得してしまいました。 こんなこと、ファンの方はもちろん、 バンドメンバーの方たちにも怒られるかもしれませんが、 何故かホッとしてしまったのです。 その後に発表された、ラストライブの日付と場所は、 なんとわたしが初めてワンマンに行ったときと全く同じでした。 この日、もし参加したらわたしの中でSが消えてなくなってしまう。そう思い、怖くてたまらなくなったわたしは、ラストライブに行けませんでした。 その日は一日中CDを流しまくって過ごしました。「CDを聴けば会える」そのときのわたしは、そう思っていました。 でも、違いました。しばらく経ち、ラストライブのDVDが発売されました。迷いましたが、やはり見届けなければならないと思い、購入しました。 再生して、その場にいなくて良かったと心底思いました。一曲目のギターをほんの少し聴いただけで、涙が溢れて止まらなかったのです。 行かなかったことを後悔したわけではありません。 二度とライブでは会えない彼らに淋しさを抱いたのは 事実ですが、涙の理由は、そうじゃない。 とてもラストとは思えない、あまりにもいつも通りな ライブ映像が、嬉しくてたまらなかったのです。 バンドメンバーも、オーディエンスも、ラストライブとしてではなく、 いつものライブのように盛り上がっていて、わたしが好きで好きで、 心から愛していた空間が広がっていて、安心したのです。 でも、もう彼らが音楽を掻き鳴らすことは 二度と無いという現実が、わたしの胸を抉り、 映像が終わると同時にSというバンド自体も 消えてしまったように思えました。 わたしの胸には、大きな穴が開きました。その穴は、今ではほんの少し埋まりました。 ボーカルの方が、別のバンドを組んで再び活動をしているからです。でも、わたしは彼らのライブには行けないと思います。 新しく始まった彼らの活動に、過去を重ねて見たくないから。これからも、まっすぐに道を歩んでいってほしい。わたしはもう歩けないけど、見守っているから。 もう数年が経った今でも、再生して、泣きながら彼らの音楽を聴きます。好きになったキッカケの曲は、一番大切な歌で、わたしの名前が入った曲は宝物。今でも愛していることに変わりはありません。 あまりにも深く浸かりすぎたせいで、ふやけて立ち上がれないの。今までも、これからも、あなたたちの音楽はわたしの支えです。 サンク!大好きさ、ロックとバンド?S! 投稿者:むにむにぱんだ cobra usbドングルtrue blue ps3 PR
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